生殖看護認定看護師教育課程 2024年度研修生募集(バックアップ)
生殖看護認定看護師教育課程について
教育理念
生命に対して深い畏敬の念を抱き、看護の実践と創造を通して社会に貢献できる人材を養成する。また、豊かな人間性とコミュニケーション能力を備え、俯瞰力と深い倫理観をもった看護専門職を養成する。
生殖看護認定看護師教育課程においては、様々な医療の場で、生殖および妊孕性温存に関するケアを必要とする対象者に対して、高度な専門的知識と熟練した看護技術を用いて水準の高い看護実践ができる看護師、多職種間のチーム医療においてリーダーシップを発揮できる看護師を育成する。
目的
1)生殖看護分野において、個人とカップル、家族および集団に対して、高い臨床推論力と病態判断力に基づき、熟練した看護技術および知識を用いて水準の高い看護を実践できる能力を育成する。
2)生殖看護分野において、看護実践を通して看護職に対し指導をできる能力を育成する。
3)生殖看護分野において、看護職等に対してコンサルテーションができる能力を育成する。
4)生殖看護分野において、多職種と協働しチーム医療のキーパンソンとして役割を果たせる能力を育成する。
期待される能力
- 性と生殖の健康に困難な課題及びリスクのある個人、家族を多角的に捉え、高い臨床推論力・病態判断力に基づき専門性の高い看護を実践できる。
- 不妊予防や生殖機能の温存、受胎調節の視点から、AYA世代を対象に健康教育の一翼を担うことができる。
- 不妊治療、生殖補助技術を受ける対象者に対し、適切な情報提供や相談を行うことができる。
- 治療後の妊娠・分娩・産褥・育児期や更年期を健康に過ごすことができるように治療中からサポートすることができる。
- 性と生殖の健康に困難な課題及びリスクのある個人と家族の権利を擁護し、適切な倫理的判断に基づき、自己決定を尊重した看護を実践できる。
- 生殖看護分野において役割モデルを示し、看護職への指導、看護職等へのコンサルテーションを行うことができる。
- あらゆる場で生殖看護を必要とする対象に、より質の高い医療を提供するため、多職種と協働し、チーム医療のキーパーソンとして役割を果たすことができる。
- 生殖医療の特徴を理解したうえで、看護の立場からリスクマネジメントができる。
コアとなる知識・技術
- 性と生殖の機能、その障害とリスク因子に関する知識及び妊孕性の評価技術
- 性と生殖の健康課題に対する、多様な選択における意思決定支援技術
- 不妊治療及び生殖補助技術を受ける患者・家族の検査期・治療期・終結期の安全・安楽・納得を守る看護実践とケア調整技術
- 妊孕性温存および受胎調節指導に関する知識・技術
- 定員 15名
- 期間 2024年4月1日~2025年3月31日
教育期間および授業時間
教育期間:2024年4月1日~2025年3月31日(1年間)
授業日:基本的に登校日毎週3日間(木・金・土)とする。ただし、特定行為eラーニング期間(4月~7月中旬)では2週間に1回、3日間づつの登校日とする。認定看護の共通科目
7月中旬~10月中旬の期間は、一部、特定行為科目を含む専門科目授業日とし、一部分の期間は1週間の集中講義とする。
10月中旬~12月中旬まで、専門科目実習期間であり約19日間は連続実習となる。
12月中旬~2月中旬は、特定行為実習期間(5日程度の期間)とする。
2月~3月の3日間程度は、統合演習期間とする。
教科目および時間数
- 総合臨床病態生理学・疾病論
- 臨床病態生理学
- 31.0
- 疾病・臨床病態概論
- 42.0
- 臨床推論
- 47.1
- フィジカルアセスメント特論
- 49.7
- 臨床薬理学特論
- 47.0
- 医療安全学・特定行為実践
- 特定行為共通科目統合演習
統合医療安全・特定行為実践特論
医療安全管理含む - 46.7
- 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
- 18.0
- 指導
- 15.0
- 相談
- 15.0
- 看護管理
- 15.0
- 特定行為研修
- 臨床薬理学特論フィジカルアセスメント特論
- 生殖看護概論
- 15
- リプロダクティブヘルス
- 15
- 生殖医療と社会
- 15
- 性と生殖の形態・機能
- 15
- 不妊症・不育症の診断と治療
- 30
- プレコンセプションケアを必要とする基礎疾患と妊娠の計画
- 15
- 受胎調節における看護
- 15
- 不妊治療と看護
- 30
- 不妊・不育治療後妊産婦の看護
- 15
- 生殖補助医療ニーズ
- 15
- 生殖看護のカウンセリング
- 30
- 生殖看護マネジメント
- 15
- 統合演習
- 15
- 臨地実習
- 150
- 特定行為実習
- 17
※認定看護師教育基準カリキュラムでは45分を1時間とみなす「みなし時間」を適用している。特定行為研修は60分を1時間とする「実時間」を適用しているが該当時間の時間数は全て「みなし時間」で設定し表記している。
2024年度 入学選抜試験募集要項
募集人員 15名
受験資格
必須要件
受験申請にあたっては、次の各項に定める要件をすべて満たしていること。
1) 日本国の看護師免許を有する。
2) 看護師の免許取得後、通算5年以上(入学時点で可)の実務健経験をしている。
3) 前歴の実務経験のうち通算3年以上は(入学時点で可)、以下の実務経験をしている。
①通算3年以上、性と生殖に健康に困難な課題およびリスクのある個人、家族の看護実績を有すること。
②生殖に健康に困難な課題およびリスクのある個人、家族の看護を5例以上担当した実績を有すること。
③現在、生殖看護に関連する病棟・外来で勤務していることが望ましい。
*実務研修とは、看護師としての看護実務経験を意味する。フルタイム勤務でない場合には、1,800時間以上の勤務時間をもって1年相当とみなすことができる。
試験日程
2024年1月20日(土)筆記試験(専門科目・小論文)・面接試験
願書受付期間
2023年11月13日(月)~2023年12月22日(金)(16時までに必着のこと)
合格発表日
2024年1月30日(火)
入学選抜試験検定料
50,000円(税込)
入学金・授業料
入学金 :50,000円 (税込)
授業料 :1,050,000円(税込)
(特定行為実習を自施設以外で実施の場合は特定行為実習費 30,000円が別途必要です)
一旦納めた納入金は原則として返還しません。
ただし、2024年3月末日までに所定の方法により入学辞退を申し出た場合には、入学金を除く(授業料)を返却します。
振込確認後、「入学許可書」を送付します。
振込方法
振込先
試験日程
実施日: 2024年1月20日(土)
内容 | 時間 |
---|---|
筆記試験(専門科目問題) | 9:30~10:10 |
筆記試験(小論文) | 10:10~10:40 |
面接試験 | 11:00~15:00 |
試験会場
大阪信愛学院大学2号館
合格発表
日時: 2024年1月30日(火)14:00
ホームページにて公表します。合格者には合格通知書を送付します。不合格者には通知書の送付はありません。
*電話等による合否の問い合わせには応じません。
その他経費として、入学に際して必要な健康診断・免疫確認にかかる費用、教科書代・参考書代、実習を含め本課程受講にかかる交通費・宿泊費等は自己負担になります。
二次募集について
合格者が定員に満たない場合、二次募集をします。
修了証書
修了要件を満たしコース修了を認定された者には修了証書および履修証明書を交付します。
履修証明書とは
2007年の学校法の改正により、2007年12月26日より大学等における「履修証明制度」が創設された。従来の学士などの学位は異なり、社会人等を対象とした一定のまとまりのある学習プログラム修了者に対して交付されるものです。
個人情報の取扱いについて
本教育課程では、学校法人大阪信愛学院大学個人保護規定に準じて個人情報を取り扱いますのでご了承ください。
出願に際して本学が得た受験者の個人情報については、入試事項に付随する事項および入学手続きを行うために使用します。また、入学を許可された研修生のみ①教務関係(在籍管理、修学指導等)、②研修生支援関係(健康管理)、③納付金徴収に関する業務を行うため使用します。①から③の利用目的を超えて個人情報を取り扱うことはいたしません。
奨学金について
本教育課程に入学の方は、公益社団法人日本看護協会の「認定看護師教育課程奨学金」に応募することができます。
応募方法は、公益社団法人日本看護協会ホームページで確認できる。
その他
- 出願書類が不備の場合は、受理できないことがあります。
- 受験の際に健康上の理由により特別な配慮が必要な場合は、事前にご相談ください。
入学選抜試験提出書類一覧
- (1) 入学願書(様式1) word版 PDF版
- (2) 履歴書(様式2) word版 PDF版
- (3) 実務研修報告書(様式3) word版 PDF版
- (4) 志望動機(様式4) word版 PDF版
- (5) 勤務証明書(様式5) word版 PDF版
- (6) 推薦書(様式6) word版 PDF版
- (7) 生殖看護に関する活動実績事例要約(様式7) word版 PDF版
- (8) 写真票・受験票(様式8) word版 PDF版
- (9) 入学検定料振込通知(様式8に貼付)
- (10) 保健師・助産師・看護師免許証の写し(A4版縮小コピー)
- (11) 受験票郵送用封筒・合否通知郵送用封筒
- (12) 入学選抜試験提出書類確認用紙(様式9) word版 PDF版
参考書類
お問合せ・書類提出先
大阪信愛学院大学
認定看護師教育課程(生殖看護)入試係
〒538-0053 大阪市鶴見区鶴見6-2-28
TEL.06-6180-1041
本学へのアクセス
京阪電車をご利用の方
- 京阪本線「関目」駅より徒歩約20分
大阪メトロ(地下鉄)をご利用の方
- 長堀鶴見緑地線「今福鶴見」駅3番出口より徒歩約10分、あるいは、大阪シティバス86系統に乗車し「鶴見6丁目」停留所下車すぐ
- 今里筋線「新森古市」駅1番出口より徒歩約10分
大阪シティバスをご利用の方
- 近鉄「布施」駅より86系統に乗車し「鶴見6丁目」停留所下車すぐ
- 阪急京都線「上新庄」駅より86系統に乗車し「鶴見6丁目」停留所下車すぐ
*駐車するスペースがないため、お車でのご来所はご連絡ください。